私は人との対話が好きでしたので、学生時代のバイトは接客業。仕事でもコミュニケーションスキルを生かしたいと思っていました。損保リサーチという会社の存在は就活中に知りましたが、保険の適正な運用を支えるという社会的使命に魅力を感じたのと同時に、説明会や懇親会で出会った社員の方たちの優しさはもちろん、明るすぎない落ち着いたテンションが自分に合いそう、と直感しました。

入社前は、クライアントさんを回ってお仕事をいただくのが「営業」の役割だろうというイメージを漠然と抱いていましたが、実際は、調査員さんとの打ち合わせや途中の経過報告も含め、最終的にクライアントさんに報告書を提出するまでが「営業」の仕事だと知りました。その仕事の幅の広さには驚きました。

お客様から調査依頼をいただいたら、打ち合わせをおこなってお客様の意図を理解した上で、指示書を作って調査員さんに発注します。案件によっては自分で適任と思われる調査員さんを選んで発注することも。交通事故の裁判など、繊細な案件の時は、調査員さんのヒアリングに立ち会わせていただくこともあります。
調査が正しく進行しているかの進捗確認と報告も頻繁におこなうようにしています。調査が終了したら、その内容を確認の上、お客様にご報告します。まさに入り口から出口まで全てを扱うのが営業の仕事です。

モラル性が問われる案件で、不正請求を見抜けた時などですね。そのためにも、データはじっくり読み込みます。社内のエキスパートともいえる大先輩たちに相談し、「この角度からは確認した？」など、思わぬ調査の死角に気づかせてもらえることもあります。そういう時に、保険調査として実績のある当社の強みを感じますね。

調査員さんは私より知識や経験のあるベテランの方も少なくありません。その調査員さんに、こちらから指示を出すわけですから、いかに的確な指示を出せるか、あるいは、いかに気分よく仕事を進めてもらえるか、言い回しなどにも丁寧な配慮が必要で、慣れるまでは少し苦労しました。

人との関係性を大切にすることです。お客様との関係はもちろんですが、私たちの仕事には、調査員さんとの良好な関係も不可欠です。そのため、お客様からいただいた言葉の言葉は、必ず調査員さんとも共有するようにしています。

同期もみんな仲が良いので、仕事帰りにはよく飲みに行きます。調査部の同期もいるので、仕事の情報交換をしながらの一杯は格別です。